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プロフィールBiography

 東京に生まれる。副嶋恭子氏よりピアノを始め、その後内海恵子氏のもとでオルガンを始める。国立音楽大学付属高校在学中にエリック・ルブラン氏、鈴木雅明氏 に師事。2000年に東京芸大オルガン科に進学。同大学ではオルガン演奏を鈴木雅明氏、通奏低音を今井奈緒子氏に学ぶ。
 大学院在学中に渡仏し、エリック・ルブラン氏のもとで、サンモール国立音楽院演奏家コースを最優秀で卒業。卒業演奏では「 アンドレ・モンサンジャン賞」および「バッハ賞」を受賞。ついでカン国立地方音楽院教授エルウァン・ル・プラド氏に師事し、数々の 国際コンクールに入賞。ブルージュ国際オルガンコンクール(2006年、ベルギー)名誉賞、グラナダ国際オルガンコンクール(2006年、スペイン)優勝、フローレンツ国際オルガンコンクール(2007年、フランス)優勝、ニュールンベルグ国際オルガンコンクール(2007年、ドイツ)第2位。また、この間にフランス古典音楽に深く興味を示し、アンドレ・イゾワール氏のもとで定期的に研修を積む。
 2008年に、第22回シャルトル国際オルガンコンクールにて、第一位、 聴衆賞、及びガストン・リテーズ賞の3賞を独占し、審査員満場一致で優勝した。2009年より、ヨーロッパ、アメリカ大陸をめぐる2年間のコンサート ツアーを開始。尚、このツアーを含む2009年上半期のプロジェクトに対し、野村国際文化財団より助成金が与えられた。今日に至るまでのコンサートツアーに関して、ヨーロッパ各地のテレビ、ラジオ、新聞等でしばしば取り上げられ好評を博している。また2010年より文化庁の新進芸術家海外研修員として2年間フランスに派遣され、フランスオルガン音楽の伝統をさらに深く学ぶ。
 2010年にフランス・シャルトル大聖堂にて録音されたデビューCD『
シャルトル大聖堂オルガンの響き』をリリースし、オルグ・ヌーヴェル(仏オルガン雑誌)などの各雑誌、新聞に取り上げられ、好評を博す。
  現在、フランス在住。カン市聖ピエール教会でオルガニストを務めるほか、カン国立地方音楽院で教鞭を執る。日本演奏連盟、オルガニスト教会会員。